巨人、連敗ストップ!ウィーラー雄叫び2戦連発、決勝ソロ 復帰後7戦で3発&7打点 広島は泥沼5連敗

[ 2021年5月3日 21:20 ]

セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2021年5月3日    マツダ )

<広・巨7>7回無死から勝ち越しソロを放ちナインに迎えられるウィーラー(撮影・光山 貴大)
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 巨人は広島との投手戦を3―2で制し、今季初となる3連敗を阻止。貯金を6に戻した。広島は今季初の5連敗。借金が今季ワーストを更新する4にふくらんだ。

 巨人は初回、主将の坂本が左中間スタンドへ6試合ぶりとなる5号ソロを放って先制。3回、その坂本の失策から先発右腕・畠が鈴木誠に逆転2ランされたが、6回には丸が右中間スタンドへ同点の2号ソロ。2―2で迎えた7回にはウィーラーが2戦連発となる4号ソロをバックスクリーン右に叩き込んで勝ち越した。

 6回途中まで7三振を奪い7安打2失点と力投した先発右腕・畠は今季3勝目を逃したが、2―2の6回2死一、三塁で登板した2番手右腕・鍵谷が1回1/3を無安打無失点に抑える好リリーフで今季初勝利を挙げている。1点リードで迎えた9回には、8回からイニングまたぎとなった中川からビエイラ、桜井、高梨とこの回だけで4投手を投入した原監督の執念采配も光った。

 広島は昨季セ・リーグ新人王で、試合前までリーグトップタイの防御率1・80を誇っていた先発右腕・森下が毎回の12三振を奪う7回7安打3失点と力投したが、ソロ本塁打3本に泣いて今季3敗目(3勝)を喫した。ドラフト1位右腕・栗林は1点ビハインドの9回に3番手として登板、デビュー戦から13試合連続無失点とし、2019年甲斐野央(ソフトバンク)の持つドラフト制以降の新人記録に並んだ。

 なお、巨人のウィーラーは4月4日に新型コロナウイルス陽性判定を受けて都内の病院に入院。同24日の広島戦(東京D)で先発復帰したが、これで復帰後7試合で打率・560(25打数14安打)、3本塁打、7打点と大活躍を見せている。

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