八戸西 終盤反撃も届かず、エース福島「21世紀枠として具志川さんには頑張ってほしい」

[ 2021年3月22日 11:54 ]

第93回選抜高校野球大会第3日第1試合 1回戦   八戸西3―8具志川商 ( 2021年3月22日    甲子園 )

<具志川商・八戸西>八戸西先発の福島(撮影・北條 貴史)
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 第93回選抜高校野球大会第3日が22日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦が行われた。史上3度目の21世紀枠対決となった第1試合では、具志川商(沖縄)と八戸西(青森)が対戦。八戸西は後半に追い上げたものの甲子園初出場初勝利はならなかった。

 2回1死二塁、6回1死三塁の好機は相手の好守もあり無得点だったが、6点を追う7回2死満塁から桐山大空の右前2点適時打。9回にも敵失に乗じて1得点したが反撃も届かなかった。今秋のドラフト候補の身長1メートル89の大型右腕・福島蓮は2回に集中打を浴びて4失点するなど、5回を投げ6安打5失点だった。

 試合後、福島は「負けてしまって悔しい」と唇をかみ、甲子園の舞台について「県大会と全然違う空気で楽しみだったんですけど、負けてしまったので夏に向けて修正していきたい」と話した。そして「僕が打たれて負けてしまったというのが1番大きい。相手の新川君はいい投手で打てなかった。21世紀枠として具志川さんには次も頑張ってほしい」とエールを送った。

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