日本ハム・大田　OP戦ラストゲームで万全アピール打!「できるだけの準備はやれた」

オープン戦   日本ハム2－9中日 （ 2021年3月21日    バンテリンD ）

＜中・日＞交代を告げる栗山監督（撮影・椎名　航）
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　日本ハム・大田がオープン戦最終戦の中日戦でチーム唯一の適時打を放ち、開幕へ万全をアピールした。

　7回2死一塁から右腕・谷元の143キロ直球を左中間へ適時二塁打。5回は二塁手・阿部の好守に阻まれたが、東海大相模の後輩にあたる左腕・小笠原の直球をはじき返して痛烈な打球を放つなど、2本とも直球をしっかり叩き「基本に立ち戻って、最後しっかり真っすぐから打ちにいった。タイミングも間違えていなかった」と納得の表情だった。

　外野は大田、西川、近藤の主力に加え、松本剛、浅間もオープン戦で存在感を示した。「外野手は5人だと思っている。3人と（松本剛、浅間を加えた）5人でどう回すか」と栗山監督。大田も「しっかり結果を残せばチーム力も上がるし、勝ちにつながる。切磋琢磨（せっさたくま）とチーム力が大事」と底上げを歓迎した。

　オープン戦は12試合に出場して打率・270。一発は出なかったが、4日後に迫ったプロ13年目の開幕へ「体も打撃もできるだけの準備はやれた。あとは体と心の準備」と力強く話した。（東尾　洋樹）