中日・木下拓 開幕マスクは“オレ”弾! 得点力不足のチームに不可欠「打てる捕手」アピール

[ 2021年3月16日 17:45 ]

オープン戦   中日―巨人 ( 2021年3月16日    バンテリンドーム )

<オープン戦 中・巨>2回2死一塁、左越えに2点本塁打を放った木下拓はベンチに戻りポーズ (撮影・奥 調)
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 中日・木下拓が初の開幕マスクを決定付けるアーチを放った。

 2回2死一塁からサンチェスの初球、高め147キロ直球を狙い澄ましたようにフルスイング。打球はあっという間に左翼席へ着弾し、オープン戦1号となる先制2ランとなった。

 昨季途中から正捕手に定着した29歳は、プロ入り5年間で一度も開幕マスクをかぶったことがない。

 それでも今年の開幕投手を務める福谷が先発した10日の西武戦に続き、この日も先発のエース・大野雄とバッテリーを組むなど、開幕マスク、正捕手の座は決定的。得点力不足にあえぐチームに取って「打てる捕手」は必要不可欠。扇の要としてだけでなく、長打力でもチームを支える。

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2021年3月16日のニュース