沢村賞左腕は逃げない隠さない　中日・大野雄が16日のG戦先発「シーズン同様に攻めていこうかな」

投内連係でグラブトスする中日・大野雄（撮影・椎名　航）
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　手の内は隠さない。16日の巨人とのオープン戦に先発予定の中日・大野雄がナゴヤ球場で練習。キャンプはスロー調整だったこともあり、開幕投手こそ福谷に譲ったが「火曜日に投げるということは、そこに向けてやっていく」と開幕2カード目の初戦となる30日の巨人戦に照準を合わせた。

　2週間後に再び敵陣と相対するため、16日の登板は左腕自身にとって“プレ開幕”になる。だが「何か隠すではなく、いつも通り。シーズン同様に攻めていこうかな」と真っ向勝負で挑むことを決めている。「過去2年間、セ・リーグで一番強い。去年も独走されているし、今年は意識していかないと」。リーグ連覇を果たしている王者を倒すため、予行演習から本気モードで臨む。