かつての守護神が復活へ着々 右ひじ手術明けの中日・田島は春季Cでの実戦復帰がターゲット

[ 2021年1月20日 05:30 ]

スマートホンで動画を撮影しながら投球練習をする中日・田島

 右肘のじん帯再建(通称トミー・ジョン)手術からの復活を目指す中日・田島が、春季キャンプでの実戦復帰を目標に掲げた。

 「リハビリの過程で一度もつまずくことなく、投げた後も変な反応はない。沖縄にいる間に実戦で打者相手に投げられたら」

 自主トレを行っている沖縄・北谷では捕手にベースより少し手前に座ってもらい、18メートル44の距離よりも短いもののブルペンで投球練習を実施。「怖さはまったくない。傾斜を使うと体重が乗って腕が振れ過ぎてしまう」とオーバーペースにならないよう注意を払っている。

 チームの救援陣は昨季、祖父江と福が最優秀中継ぎのタイトルを獲得するなど鉄壁を誇った。かつての守護神は「そこに加わりたい。(中継ぎの)枚数が増えれば増えるほど、チームにとってはいい。手術前よりも良い自分に戻りたい」と誓った。

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2021年1月20日のニュース