東洋大の遊撃手・木村がプロ目指し「打率.350、12打点」を目標に OBのロッテ・佐藤都「欲出して」

[ 2021年1月20日 19:15 ]

プロ入りへ向け意気込む東洋大・木村(撮影・柳内 遼平)
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 東都大学リーグの東洋大が20日、埼玉県川越市のグラウンドで練習を公開した。18日から始動したが、コロナ禍の影響で全部員の約半数の53人しか入寮できていない。逆境にも昨秋リーグ戦で遊撃手のベストナインを獲得した木村は「プロを目指すためにリーグ戦は打率・350、12打点以上を挙げたい」と高い目標を掲げた。

 昨秋は打撃好調でリーグ6位の打率・325を記録した一方、守備では4失策を記録した。「球際で弱さが目立った。逆シングルの打球が課題。守備で投手を助けられるようにしたい」と守備力向上を課題に挙げる。

 19年にドラフト2位でロッテに入団したOBの佐藤都が訪問。今秋のドラフト指名を目指す木村について「静かなイメージなので欲を出してほしい。“プロになりたい”という気持ちを出していってほしい。受け身より評価が良いと思う」と話した。プロ入りの夢をかなえた先輩からの金言を胸にアピールを続ける。

 ◆木村 翔大(きむら・しょうた)1999年4月16日生まれ、茨城県出身の21歳。小1で野球を始める。新治中では軟式野球部に所属。霞ケ浦では1年夏からベンチ入り。1秋から三塁手でレギュラー。広島の遠藤淳志とは小学校から高校まで一緒にプレーした。東洋大では1年春からベンチ入り。遠投100メートル。50メートル6秒3。1メートル78、78キロ。右投げ、右打ち。

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2021年1月20日のニュース