西武・辻監督が開幕投手への通達案を報道陣に急募　昨年はニールにサインボールで通達

昨年、ザック・ニール投手（左）を開幕投手に指名し、「Ｏｐｅｎｉｎｇ ｇａｍｅ Ｚａｃｈ Ｎｅａｌ」と自身のサインを書いた白球を手渡す辻発彦監督
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　西武の辻発彦監督（62）がオンライン取材に応対し「何か考えておいて」と開幕投手への通達案を報道陣に急募した。

　サプライズ好きの指揮官。18年は色紙に「開幕投手　菊池雄星様」と記して本人に手渡し、19年の多和田はキャンプ最終日に南郷スタジアムのスコアボードで発表。昨年のニールには「Opening　game　　Zach　Neal」と記したサインボールを手渡した。

　今年の開幕投手最有力候補は、昨年自身初の規定投球回に到達し、8勝を挙げた高橋光成。「やっぱり一番頑張った奴に投げさせたいなと、いつも思っています」と指揮官の方針はぶれておらず「光成なあ…笑。いつも朝早くきて、ウエートをやっているから、ウエート場のダンベルか何かに書いておくか」と一案を披露した。

　昨年はキャンプイン初日にブルペンでのニールの第1球を見て「ああ、しっかり練習してきたんだ」と即決。高橋については「ブルペンで（いい球が）こなかったら、ちょっとクエスチョンマークがつくかもしれない」と苦笑した。開幕投手の行方とともに、辻監督のサプライズにも注目だ。