2月もゴリラパンチ!阪神・陽川 キャンプ本塁打王でアピールする!和歌山自主トレ打ち上げ

[ 2021年1月11日 05:30 ]

和歌山での自主トレを打ち上げた阪神・陽川尚将内野手
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 阪神の陽川尚将内野手(29)が10日、和歌山県上富田町の「上富田スポーツセンター」での自主トレを打ち上げ、2月の“本塁打王”からレギュラー獲りを目指す意気込みを示した。

 「長打は持ち味でもあるんで、その部分で結果が付いてくれば一番良いと思うので。実戦でもしっかり強みを出していきたい」

 シーズン中とは言わず、春季キャンプから“ゴリラパンチ”を連打する。沖縄ではオープン戦を含めて計9試合の対外試合が予定され、連日の一発回答で首脳陣にインパクトを与えるつもりだ。16年には2月に4発を放った実績もあり、助っ人や大山らを差し置いて、誰よりもアーチをかける。

 準備も着々だ。6年連続だった和歌山自主トレは2日から無休。5日には新年初の屋外フリー打撃を敢行し、120メートル弾を含む6発を披露した。中でも意識していたのは中堅から逆方向で「この時期は引っ張るより、センターを意識してる」とうなずいた。

 東農大の先輩、金光大阪の同級生、そして上富田町の関係者…。毎年集結する多くの人から練習をサポートされ、“後押し”を感じるからこそ、和歌山を後にする時はいつも力がみなぎる。「毎年、この素晴らしい場所でやらせてもらってるんで結果で返したい」。すっかり定着した本塁打した際に胸を叩くゴリラポーズに今年は周囲への感謝の意味が加わる。(遠藤 礼)

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2021年1月11日のニュース