北別府さん「知り合いの皆様、私も先程知った次第です」と謝罪「来年は、元気になり心を込めて」

[ 2021年1月8日 18:00 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げた野球解説者の北別府学さん(63)が8日、自身のブログを更新。今年の年賀状を出すことができなかった経緯を説明して謝罪した。

 北別府さんは昨年1月20日に成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。同年5月19日に息子をドナーとする骨髄移植を受けて7月11日に退院し、その後は自宅で療養していたが、12月23日にブログで「成人T細胞白血病は寛解したとの事ですが、順調な事ばかりではありません。移植のものに起こるGVHDという症状により再入院しました」と報告し「しばらく絶食です」とつづっていた。

 その後、12月28日の晩御飯から絶食が解けたことを明かし、大みそかには「当初は、一月半ばまでと言われていましたが先生方の治療のお陰でGVHDが悪化することなく退院の運びとなりました」と退院を報告していた北別府さん。

 この日は「今年も多くの年賀状を頂きました。いつもは家内も一緒に年賀状を喜んで見るのに何だか乗ってこない。何か様子が変だなと思っていました」と書き出すと「先程家内が、実は懺悔しなきゃならないことがあるとの事。改まって何だろうと思ったら、、あなたが年末に倒れて再入院してから心配で絶望して何も手に付かなかったとの事。うーん、そう言われたらそうかとしか言えずでも何故今??年賀状を頂いている方々、殆どブログを読まれているみたいだからここで事情を書いて欲しいとの事でした!知り合いの皆様、私も先程知った次第です。今年はそう言う理由で賀状を失礼してしまいました」と明かした。

 その上で「来年は、元気になり心を込めて年賀状を出します!」とした北別府さん。「家内、その後スッキリした顔しています」と闘病を支えてくれている愛妻の様子をつづった。

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2021年1月8日のニュース