楽天ドラ1早川、「初投げ」56球に同僚ビックリ!「回転きれいで球威もある」

[ 2021年1月8日 05:30 ]

キャッチボールする早川(撮影・白鳥 佳樹)
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 「初投げ」で驚かせた。楽天の新人7選手が、仙台市の2軍施設で自主練習を行った。ドラフト1位の最速155キロ左腕・早川(早大)が今年ボールを投げるのは、この日のキャッチボールが初めて。しなやかなフォームから糸を引くような球筋を披露した。

 入寮から一夜明け、室内練習場で黙々と腕を振った。「5~6割の力でバランスを意識した」。最後のキャッチボールは昨年12月29日。初投げは仙台で行うと決めており、ボールを触ったのは9日ぶり。計83球。相手の同4位・内間(亜大)は「今年初めてと思えないぐらいボールがきていた。回転がきれいで球威もあって、正直びっくりしました」と目を丸くした。

 綿密なプランを立てており、今は慣らし運転の段階だ。「飛ばしすぎず、焦らずやっていく」と早川。初ブルペンはキャンプインの約1週間前を予定している。「ルーキーイヤーだけど、ケガをせずに走り抜くことが大事なので」。即戦力の期待に応えるため、徐々にステップアップする。(重光 晋太郎)

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2021年1月8日のニュース