阪神・江越「打たないと試合出られない」 100万円減で更改 プロ初の無安打で決意新た

[ 2020年12月11日 13:33 ]

<阪神・江越大賀契約更改> 契約更改交渉を終え、報道陣の質問に答える江越大賀=甲子園(代表撮影)
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 阪神の江越大賀外野手(27)が11日、兵庫県西宮市内の球団事務所で交渉し、100万円減の1300万円(金額は推定)で契約更改した。今季は主に代走、守備固めで45試合に出場。しぶい働きを見せた一方、13打席立った打撃ではプロ6年目で初めて無安打(1犠飛、2四球)に終わった。

 「打たないと試合に出られない。ベンチで試合を見ていても正直、面白くない。最初から最後まで試合に出ないと面白くないんで、そこは1番悔しい」

 来季の目標は「具体的な数字はないけど、とにかく試合に出たい。打ちます」と悲壮な決意をにじませた。秋季練習では北川打撃コーチとともにノンステップ打法に挑戦。

 「目線ぶれて、うまくとらえてもファウルになることがあった。そこをどうやって直せるかということでノンステップを取り入れています。とにかく打ち込むしかない」

 守備力、走力、そして芯でとらえた時のパンチ力は、間違いなくプロでも上位レベル。オフもバットを振りまくり、未完の大器が来季こそ覚醒する。

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2020年12月11日のニュース