阪神戦力外の高野、トライアウトでメジャー4球団スカウトうならせた

[ 2020年12月11日 20:59 ]

阪神を戦力外となった高野圭佑投手
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 海外でのプレーを目指す選手を対象にした「WorldTryout2020」の測定会が11日、神宮室内で開催され、今季限りで阪神を戦力外となった高野圭佑投手(28)、独立リーグの選手ら6人が参加した。

 昨年は公開トライアウトを実施し、試合形式の実戦では清原和博氏が監督として指揮を執った。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で「測定会」の形式に。

 40ヤード走や立ち幅跳びなど各選手のスペックを測定。その後に投手はブルペン投球、野手はトス打撃でアピールした。

 メジャーからはヤンキース、ドジャース、オリオールズなど4球団のスカウトが参加。高野は力のあるボールを投げ込みスカウト陣をうならせた。

 スカウトからは「皆さんのあふれ出る気持ちを見ていた。そのあたりが十分に見えた」と評された。

 主催した株式会社ワールドトライアウトの加治佐平CEOは「このような状況下でもトライアウトが実施できて、本当に実のあることだった。MLBのスカウトの方にもアピールできて良かった」とコメントした。

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2020年12月11日のニュース