楽天・島内がFA権を行使せず残留 4年契約を結び「こんなに評価をしてくれるチームはない」

[ 2020年12月11日 16:16 ]

契約更改を行った楽天の島内(C)Rakuten Eagles
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 国内FA権を行使せずに残留した楽天の島内宏明外野手(30)が11日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。交渉後の会見では、来季から4年契約を結んだことを明かし「こんなに評価をしてくれるチームはなかなかない。シーズン中には残留すると決めていた」と話した。

 9年目の今季は打率・281、8本塁打、53打点と安定した成績を残した。8月24日に国内FA権の資格取得条件を満たし、球団側と残留に向けた話し合いを続けていた。残留という結論に至った理由については「今季は全然調子が良くなかった。もっと野球がうまければ(FA宣言)していたと思うし、そこまでの自信がなかった」と説明した。

 16年からレギュラーに定着してからは、安定した成績を残してきた。来季は10年目の節目のシーズンとなる。「まさかプロで10年もやれると思っていなかった。もっともっと長い年数やれれば」。勝負強さに磨きをかけることをテーマに掲げ「もっともっと得点圏で打ちたい。ホームラン、打点でキャリアハイを超えたい」と頼もしかった。

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