巨人、9回2死からノーノー逃れるも崖っぷち3連敗 好投サンチェス見殺し セ球団、敵地で18連敗

[ 2020年11月24日 21:31 ]

SMBC日本シリーズ2020第3戦   巨人0―4ソフトバンク ( 2020年11月24日    ペイペイD )

<ソ・巨>6回2死一塁、坂本(右)が三振に倒れガックリの原監督(左から2人目)(撮影・岡田 丈靖)
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 巨人は9回2死までノーヒットに抑え込まれて0―4で敗れ、2年連続8度目の日本シリーズ開幕3連敗。昨年に続き、あっという間に崖っぷちに立たされた。

 また、この敗戦で楽天と対戦した2013年第7戦から日本シリーズ8連敗となり、西鉄(現西武)と対戦した1958年第4戦から南海(現ソフトバンク)と対戦した61年第1戦に喫した球団ワーストの9連敗に王手がかかった。なお、巨人が3連敗から逆転日本一を飾ったのは89年のみとなっている。

 巨人は初回、先頭・吉川尚の遊ゴロを処理した牧原の悪送球で無死二塁のチャンスをもらいながら走者を三塁に進めることすらできずに無得点。その後もソフトバンク先発左腕・ムーアに7回を無安打に抑えられた。8回もモイネロに無安打。マウンドが森に代わった9回は坂本、岡本が倒れて継投によるノーヒットノーランまであと1人となるも丸が中前打して記録達成は逃れたが、そこまで。7回途中3失点と好投した先発右腕・サンチェスを援護することができなかった。

 また、この敗戦で、セ・リーグ球団は敵地で2013年第7戦から18連敗となっている。

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