阪神、課題の守備強化へ 「30アウトノック」で重圧に勝つ! 「延長10回」無失策に集中

[ 2020年11月24日 05:30 ]

倒れ込みながら送球を受け止める原口(撮影・平嶋 理子)                                                       
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 課題の守備強化を目的に「30アウトノック」を実施した。筒井外野守備走塁兼分析担当コーチが中心になって午前中に組んだシートノックに約1時間をかけ、ストップウオッチを使用して打者走者の走力も想定するなど、より実戦に近づけた形で確実性の向上に取り組んだ。

 「延長10回という意味で30個のアウトをどうやって取るかということ。1つでも落とすとゼロに戻すというプレッシャーをかけた。一つのボールに全員で集中して、声のかけ方とか全部含めてね、どうやって向上していくかという形を作りたかった」

 昨季102失策に続いて今季85失策も両リーグ最多。矢野監督も「いろいろアイデアを出してやるのはいいこと。中身を求めてやる練習だったんで、よかったんじゃない」とうなずいた。

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