ロッテ 痛恨失策で流れ手放した…井口監督「ああいうミスが出ると短期決戦では…」

[ 2020年11月14日 16:51 ]

パCS第1戦   ロッテ3―4ソフトバンク ( 2020年11月14日    ペイペイドーム )

<CS ソ・ロ>6回1死一、三塁、牧原(左)のニゴロでエラーする一塁手・井上(撮影・岡田 丈靖)
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 ロッテは大事な場面でミスが出て逆転負け。ソフトバンクのアドバンテージを含めて2敗と王手をかけられ、崖っぷちに追い込まれた。

 2回に安田の2ランで先制するなど序盤は主導権を握り「シーズン中は千賀にだいぶ苦しめられたけど、今日はいい形でいけた」と井口監督。

 暗転したのは2点リードの6回だ。1死二、三塁でデスパイネの詰まった打球が二遊間に飛ぶ内野安打。さらに続く牧原の二ゴロで、二塁手・中村奨からの送球を一塁手の井上が落球。その間に三塁走者・グラシアルの生還を許して同点に追い付かれた。

 「代わった投手もしっかり打ち取ってくれたけど、そこで野手にミスが出てしまった。ああいうミスが出ると、特に短期決戦では流れが向こうにいってしまう」と井口監督。8回に勝ち越されて痛恨の黒星。

 ロッテが「下克上」で日本シリーズに進出するには、残り試合を3連勝するしかなくなった。

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2020年11月14日のニュース