DeNA・ラミレス監督「悔いはない。素晴らしい5年間」原監督のサプライズ花束&ハグには涙

[ 2020年11月14日 17:41 ]

セ・リーグ   DeNA5―4巨人 ( 2020年11月14日    横浜 )

<D・巨>原監督から花束を渡されハグするラミレス監督(撮影・木村 揚輔)
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 すでに4位が確定していたDeNAは今季最終戦でセ・リーグ連覇を果たした巨人と対戦。3―4で迎えた9回に神里の逆転サヨナラ打で5―4と勝利を収め、激動のシーズンを終了した。最終成績は56勝58敗6分けの借金2。サヨナラ勝ちは今季5度目、神里はプロ3年目で初のサヨナラ打となった。

 2016年から5年間に渡ってチームの指揮を執り、今季限りで退任するアレックス・ラミレス監督(46)は試合後、巨人の原辰徳監督(62)からサプライズで花束を贈呈されハグを交わすと、思わず涙。その後に行われた最終戦セレモニーでは「皆さん、こんにちは」と日本語で切り出し、そこからは通訳を交えて英語でファンにメッセージを送った。

 現役時代を過ごしたヤクルト、巨人へも感謝の言葉を述べた指揮官は監督就任時に「常勝チームにしたい」と誓ったDeNAでの5年間で日本一に輝いた1998年以来となるセ・リーグ優勝を果たすことはできなかったが「本当に悔いはない。素晴らしい5年間。幸せに思います」とキッパリ。「残念ながら優勝することはできませんでした。ただ、次の監督が必ず優勝に導いてくれると信じています」とし「今から皆さんと同じファンになります。心から応援していきたいと思っています」と宣言。スピーチのラストは「この5年間ありがとうございました!」と再び日本語で締めくくった。

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