パ・リーグCSが開幕 初回は両軍とも無得点 コロナ禍で例年と異なる開催方式

[ 2020年11月14日 13:20 ]

パCS第1戦   ソフトバンクーロッテ ( 2020年11月14日    ペイペイD )

<ソ・ロ>初回無死、荻野を三振に抑える千賀(撮影・岡田 丈靖)
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 パ・リーグのクライマックスシリーズが開幕した。ソフトバンクは千賀、ロッテは美馬が先発。千賀はロッテ打線を3者凡退に抑える立ち上がり。ソフトバンクは初回、2番の中村晃が右前打で出塁すると、3番の柳田、4番・グラシアルが左前打と3連打して1死満塁としたが、5番の栗原が遊ゴロ併殺で先制機を逸した。

 ソフトバンクはリーグ優勝を果たし、1勝のアドバンテージを持つ。開催要項は例年のクライマックスシリーズと異なる。

 (1)試合方式 コロナ禍で開幕が遅れた影響でセ・リーグは開催を断念。パは例年の上位3チームによる2ステージ制から、上位2チームの対戦による4試合制に縮小して行う。延長は10回のみで、同点の場合は引き分け。再試合は行わない。引き分けを除いた勝利数が同じ場合、上位球団を勝者とする。

 (2)日程 災害などで予備日の18日を使用しても所定試合数を消化できない場合、その時点で勝利数の多い球団が日本シリーズ進出。勝利数が同数の場合は、上位球団を勝者とする。

 (3)コールドゲーム ステージ勝ち上がりが確定した時点でコールド。後攻チームが王手をかけ、延長10回表の先攻チームの攻撃終了時に同点の場合は10回裏は行わない。10回裏の攻撃中に後攻チームが同点に追い付いた場合、その時点でコールドとなる。

 (4)選手の出場資格 出場選手登録・抹消の手続きはレギュラーシーズンと同様。ただし出場できるのは10月1日時点でその球団で支配下登録されていた選手。

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2020年11月14日のニュース