巨人連勝でマジック5 丸弾で先制、坂本タイムリーで偉業にあと12本 マルテ4失策で西勇の足引っ張る

[ 2020年10月23日 21:05 ]

セ・リーグ   巨人5―4阪神 ( 2020年10月23日    東京D )

<巨・神>2回1死、先制ソロの丸(8)を迎える今村(左)と岡本(撮影・大森 寛明)
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 巨人は5―4で阪神を下して2連勝。リーグ連覇へ向けた優勝マジックを1つ減らして5とした。

 巨人は2回、丸の8試合ぶり一発となるバックスクリーンへの23号ソロで先制すると、阪神一塁手・マルテのダブルエラーを含む1イニング3失策でさらに2点を追加。3―1で迎えた5回には敵失2つもあって築いたチャンスに坂本の左前適時打と若林の左前適時打で2点を加えた。

 投げては先発左腕・今村が8回途中4安打3失点の好投で9月5日の阪神戦(甲子園)以来48日ぶりとなる4勝目(2敗)。7回まで2安打1失点だった今村が8回に2点を失って降板すると、なおも続いた1死二塁で登板した2番手左腕・高梨が近本、糸原を連続三振に仕留める好リリーフで阪神の勢いを止めた。

 阪神は試合前まで今季巨人戦に3勝0敗、防御率1・47と抜群の相性を誇っていたエースの西勇が先発したが、マルテの4失策など5回までに5失策とバックに足を引っ張られて5回5失点で降板。今季5敗目(10勝)を喫し、自身4連勝はならなかった。8回には原口の左中間への二塁打で2点、9回にも1点返して1点差としたが、反撃もそこまで。マルテは0―3で迎えた4回に左越え4号ソロを放ったが、一塁手としてプロ野球史上初の1試合4失策と不名誉な記録を残している。

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