レイズPS史上最多28本塁打 新人最多安打の記録ラッシュでタイ勝 筒香は出場せず

[ 2020年10月23日 02:30 ]

ワールドシリーズ第2戦   レイズ6-4ドジャース ( 2020年10月21日    アーリントン )

<ドジャース・レイズ>5回、2ランを放ちアダメズ(左)とハイタッチを交わすB・ロー(AP)
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 レイズが21日(日本時間22日)、ドジャースとのワールドシリーズ(WS)第2戦を制し、1勝1敗のタイとした。主砲ブランドン・ロー内野手(26)が2本塁打3打点で勝利の立役者に。ポストシーズン(PS)のチーム28本塁打は史上最多記録となった。筒香嘉智外野手(28)は出場しなかった。

 レイズ屈指の左の強打者が目覚めた。初回1死、2番のB・ローが左中間席に先制ソロ。3点リードの5回には左越え2ランを放ち「みんなが跳び上がって喜んでくれた」。WSで逆方向への1試合2本塁打は史上初だ。

 今季14発の26歳はPSは試合前まで打率・107と不振。それでも、上位打線に据えられ「励ましてくれ、信じ続けてくれた」と結果で応えた。この2本でPSのチーム本塁打数は28に。02年のジャイアンツ、17年のアストロズ(いずれも27)を抜き、大リーグ新記録となった。

 25歳アロザレーナは9回の三塁内野安打でデレク・ジーター(ヤンキース)に並ぶPS新人最多の22安打目。記録ラッシュで星を五分に戻した。(奥田秀樹通信員)

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