阪神・大山 14打席無安打…巨人・岡本に26号並ばれた 23日から敵地で“直接対決”

[ 2020年10月23日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5-9広島 ( 2020年10月22日    甲子園 )

<神・広23> 8回2死、大山は三振に倒れる (撮影・平嶋 理子)                                                            
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 虎党が、チームが期待する本塁打は、この日も阪神・大山のバットからは生まれなかった。リーグトップの26本塁打で、球団では86年バース以来の本塁打王を狙う中で4打数無安打。この日は21日の右翼から本来の三塁で先発したがリズムは戻らず3試合14打席無安打となり、本塁打は13日の中日戦を最後に8試合遠ざかる。

 一方で最大のライバルである巨人・岡本がこの日のヤクルト戦で26号2ランを放ち、ついに並ばれた。23日からは今季最後となる東京ドームでの伝統の一戦3連戦が始まる。互いの残り試合も少なくなり、争いはさらに激化が予想されるだけに“直接対決”で少しでも優位に立ちたい思いはあるはずだ。

 巨人は優勝へのマジックを6まで減らし、最短Vは3連戦最後の25日となっている。目の前での胴上げを阻止するためには勝利が必須条件。そのためには大山の一発も求められる。東京ドームでは今季7試合で1本塁打のみだが、前回の敵地3連戦の2戦目にアーチをかけた。最後の最後、猛虎の4番の意地が見たい。

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