ワールドシリーズ、中立地で徹底されたホームとビジター差別化

[ 2020年10月23日 02:30 ]

コロナ禍のワールドシリーズ

第1、2戦はドジャースの本拠地の演出を再現したグローブライフ・フィールド(撮影・奥田 秀樹通信員)
Photo By スポニチ

 プレーボール直前。第1戦はドジャースの名物実況アナだったビン・スカリー氏が、第2戦は人気コメディアンのケン・チョン氏が大型ビジョンに登場し「It’s Time For Dodger Baseball!」と、おなじみの名文句で盛り上げた。

 7回はド軍のオルガン奏者による「Take Me Out To The Ball Game」を録音したものが流された。第1戦でド軍が勝利した時は、勝利を祝う曲「I Love LA」が球場を包んだ。

 史上初の中立地開催。第1、2戦はビジターのレイズの応援演出は一切行わず、徹底してホームとビジターの差別化を図っている。担当者である開催球場グローブライフ・フィールドのアナウンサー、チャック・モーガン氏は「ホームチームが限りなくホームに感じられるよう演出している。ドジャースタジアムには何度も行ったことがあるので、再現しやすかったよ」と説明する。

 第3~5戦のホームはレ軍。モーガン氏は「第3戦からここは(レ軍の本拠地)トロピカーナ・フィールドになるよ」とほほ笑んだ。(奥田秀樹通信員)

続きを表示

2020年10月23日のニュース