アストロズ 2年連続WS進出へ逆王手 3連敗から3連勝 レイズ・筒香は代打で安打も

[ 2020年10月17日 11:07 ]

勝利が決まって握手を交わすアストロズのアルトゥーベとコレア(AP)
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 大リーグのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)、アストロズ―レイズ第6戦が16日(日本時間17日)、カリフォルニア州サンディエゴで行われ、アストロズが7-4で逆転勝ち。崖っ縁だった3連敗から3連勝を飾り、2年連続4回目のワールドシリーズ進出へ逆王手をかけた。レイズの筒香嘉智外野手(28)は3点を追う9回に代打で出場し、右前打を放ったが勝利に結びつかなかった。

 アストロズは0-1で迎えた5回1死二、三塁、ジョージ・スプリンガー(31)の右前打で2者が生還。続くホセ・アルトゥーベ(30)の左翼への二塁打で1点、さらに1死一、三塁からカルロス・コレア(26)のタイムリーで加点するなどこの回4点を奪って逆転した。6回にはカイル・タッカー(23)のソロ本塁打、7回にも2点を加えて着実にリードを広げ、試合を優位に進めた。

 投げては先発のフランバー・バルデス(26)が6回3安打1失点と好投して流れを作り、アンドレ・スクラブ(25)、ブレイク・テイラー(25)、クリスチャン・ハビアー(23)、ライアン・プレスリー(31)とつないでレイズの反撃を振り切った。

 なお過去38回あった0勝3敗からシリーズを逆転したのは2004年のレッドソックス(リーグ優勝決定シリーズでヤンキースに4勝3敗)の1回だけ。アストロズはシリーズ突破確率「2・6%」という最悪の状況と向き合いながら勝負を最終第7戦に持ち込んだ。

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