アストロズ PS史上初の先頭弾&サヨナラ弾!3連敗“崖っぷち”から2連勝

[ 2020年10月17日 02:30 ]

ア・リーグ リーグ優勝決定シリーズ第5戦   アストロズ4―3レイズ ( 2020年10月15日    サンディエゴ )

<アストロズ・レイズ>9回、サヨナラ本塁打のコレアを迎えるアストロズナイン(AP)
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 アストロズが15日(日本時間16日)、レイズとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦にサヨナラ勝ち。対戦成績を2勝3敗とした。

 最終回、ベンチを出る際にコレアは、ダスティ・ベーカー監督に「サヨナラにしてくる」と予告。バックスクリーン右横への劇弾で出迎えた指揮官に「言った通りだったでしょ」と胸を張った。初回に1番のスプリンガーが先頭弾。同一試合、同一チームの先頭弾&サヨナラ弾はポストシーズン(PS)史上初めてだった。スプリンガーはPS歴代4位タイの通算19号、コレアも同9位タイのPS17号になった。

 過去、リーグ優勝決定シリーズ以降で初戦から3連敗のケースは39度。逆転勝利は、04年のリーグ優勝決定シリーズでヤンキースを下したレッドソックスだけだ。

 試合前、当時のドキュメンタリー番組を見たコレアは「かなり刺激を受けた。まだ道のりは長い。明日も勝つ」と気合十分だった。(奥田秀樹通信員)

 ≪日本もPSで先頭弾&サヨナラ弾の記録なし≫日本プロ野球ではCS、日本シリーズなどのポストシーズンで、初回の先頭弾とサヨナラ弾を1試合で同一チームが記録した例はない。レギュラーシーズンではセ・リーグで18度、パで19度、1リーグ制時代に1度の計38度。直近では、DeNAが17年7月23日の巨人戦で桑原が先頭弾、筒香がサヨナラ弾を放った。

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