巨人 逆転負けで足踏みも…原監督 6回零封の今村を評価「粘り強くね」

[ 2020年10月17日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―2DeNA ( 2020年10月16日    横浜 )

<D・巨>敗戦で悔しさのにじむ巨人ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は逆転負けで優勝マジックは8で足踏み。接戦を落としたが収穫もあった。原監督が「粘り強くね」と評価したのが、6回無失点と好投した今村だ。

 4四球を与え、2回以外は毎回走者を背負いながら粘投。最速146キロの直球に、高梨から助言をもらったというフォークがさえた。「角度がついていて良かった。まだ未完成ですが、いい手応えがあった」と103球中28球を投じ、6三振を奪ったのは全てフォーク。リーグ連覇の先にある日本シリーズに向け、菅野、戸郷、サンチェスに次ぐ先発4番手へ猛アピールだ。

 打線は8回に坂本の犠飛で先制も、左脇腹痛で中川が離脱中の救援陣がリードを守れなかった。「今日は(8回に佐野に同点ソロを浴びた)大江がいい薬になったでしょう」と原監督。全てを糧とし、一丸でゴールに向かう。(青森 正宣)

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