【レッズ秋山と一問一答】ダルから日米通じて初安打「記憶に残る1本」

[ 2020年8月30日 12:44 ]

<レッズ・カブス>初回、遊ゴロに倒れた秋山(AP)
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 レッズの秋山翔吾外野手(32)が29日(日本時間30日)、本拠地シンシナティでのカブスとのダブルヘッダー1試合目(7回制)に「7番・中堅」で先発出場。6回の第3打席で、カ軍先発のダルビッシュ有投手(33)から日米通じて初安打を放った。自身にとっては5試合19打席ぶりの安打だった。

 以下、試合後の秋山との主な一問一答。

 ――ダブルヘッダー第1試合。カブス・ダルビッシュ投手とのメジャー初対決だった。
 「サイ・ヤング賞級の活躍と言われている人と日本人対決という形で対戦できたのは、僕にとっても思い出に残る1日になりました。すごくいろいろな感情があった試合でした」

 ――ダルビッシュ投手から右前打。
 「ヒットを打てたということは何打席ぶり(19打席ぶり)。前の打席もエラーがついたヒットにしてくれないか、この後いろいろ考えているんですけど…。ダルビッシュさんから打てた1本が大きいものであるのは間違いない。うちの打線が点が取れない中、劣勢の中での1本。僕の中では記憶に残る1本になったかなと思います」

 ――第2試合。救援右腕アルゾレイが投じた秋山選手への顔付近へのボールをきっかけに乱闘騒ぎにも発展。
 「僕は投げた瞬間に抜けたかなと思ったので、危険球という感覚はなかったです。どういうリアクションをしていいのか。もっと近くに投げられたらリアクションしていたかもしれないです。投げた瞬間に体から逸れていたのでむしろそんなに…」

 ――ここまで流れに乗り切れていない要因は。
 「打つことでしょう。乗り切れていないというより力がまだまだ足りないというのも感じているし、今日の1本が次の試合に向けて良いヒットになっていけばいいなと思う」

 ――今季はダブルヘッダーが多く、疲労も溜まりやすいこともある。
 「イレギュラーなシーズンをこれまでやったことがないので。160試合くらいで疲労が溜まることも経験していないので、比較しようがないんですけど。うちのスアレス、カステラノスはずっと試合に出ていて疲労が溜まっていると思いますし、僕が言い訳にするわけにはいかない。今は打席に立たしてもらっていて、それが自分にとって財産になるので。結果で応えられるように頑張りたいです」

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2020年8月30日のニュース