中日・松葉 1失点好投の陰にクロマティ氏の助言「接点がなかったが…うれしかった」

[ 2020年8月21日 21:37 ]

セ・リーグ   中日3―1DeNA ( 2020年8月21日    ナゴヤD )

<中・D>7回1失点と好投した松葉(左)と決勝打点を挙げた遠藤はドアラと共にガッツポーズする(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日の松葉が7回4安打1失点と好投。3勝目こそつかめなかったが、先発の役割を果たし、チームの勝利に貢献した。

 「ボールを低めに集める自分のピッチングができた」と序盤からゴロの山を量産。「1人1人抑えて、スコアボードに0を入れていこうと思った」と5回まで無失点を続けた。

 1―0の6回2死一、二塁からソトに右前へ同点打を浴びたものの、続く佐野は右飛。勝ち越し点だけは与えなかった。

 直近2試合続けて5回持たずに降板していたが、前回登板の巨人戦後には“最強助っ人”から助言をもらった。登板翌日の15日、練習前に声をかけられたのは巨人で活躍したウォーレン・クロマティ氏(現球団アドバイザー)。「精神面や技術的な部分のアドバイスをいただいた。偉大な方。これまで一切、接点がなかったがアドバイスをいただけてうれしかった」と敵チームながら1人の野球選手の成長を願うクロマティ氏の助言も力にし、この日の好投に結び付けた。

続きを表示

2020年8月21日のニュース