エンゼルス・大谷、今季ワーストタイの11打席無安打…打率は1割台に

[ 2020年8月21日 02:30 ]

インターリーグ   エンゼルス2―7ジャイアンツ ( 2020年8月19日    サンフランシスコ )

4回に投ゴロで一塁へ駆け込む大谷(AP)
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 トンネルから抜け出せない。エンゼルスの大谷は19日(日本時間20日)、ジャイアンツ戦に「5番・DH」で出場し、3打数無安打。今季ワーストタイで3度目の11打席連続無安打となった。

 この日通算128勝目を挙げたベテラン右腕クエトの、1球ごとに投げるタイミングや「トルネード投法」の体のひねり具合を変える変則投球に苦しんだ。第1、2打席ともに外角低めの変化球に崩され投ゴロ。四球を挟んで第4打席は下手投げ右腕ロジャーズのカーブにタイミングが合わず中飛だった。ここ6試合は22打数2安打でゴロアウトが10。打率は・183まで下がった。ジェレミー・リード打撃コーチは「良い選手は自分に厳しい。フラストレーションがたまり、60試合制で余計に重圧もかかっている」と推し量り、「1球で調子は取り戻せる」と期待した。 (笹田幸嗣通信員)

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2020年8月21日のニュース