阪神 藤浪692日ぶり勝利!自ら先制打、チームの連敗止めた ヤクルト・村上弾も及ばず

[ 2020年8月21日 21:11 ]

セ・リーグ   阪神7―4ヤクルト ( 2020年8月21日    神宮 )

<ヤ・神>2回1死満塁、藤浪はサードに先制の適時内野安打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神が3戦連続零封負けから一転、序盤の攻勢でヤクルトを下し連敗を3で止めた。先発の藤浪が7回途中4失点で692日ぶりの白星を飾った。

 2回、無死二塁から梅野の投前バントが三塁封殺となったが、リクエストで判定が覆り一、三塁、次打者四球で満塁となり1死後、藤浪の三塁適時内野安打で38イニングぶりの得点を挙げると、近本の一塁を強襲する2点二塁打、上本の二邪飛から三走・藤浪が本塁に還って加点し、4点を先制した。

 3回には2死一塁からボーアの中越え8号2ラン、8回にもボーアのこの日2本目となる右越え9号ソロでリードを広げた。

 投げては先発・藤浪が2回に失策が絡んで2点を失い、5回に村上、7回に坂口にソロ本塁打を浴びたが6回1/3を90球、6安打6三振2四球1死球4失点(自責2)にまとめ、今季5度目の登板で2018年9月29日の中日戦以来となる白星を挙げた。藤浪の後は岩崎、ガンケル、スアレスとつないでリードを守り切った。

 ヤクルトは先発・吉田喜が4回6失点で降板。打線は4点を追う2回1死二、三塁から西田が三振も捕逸で振り逃げ、三走が生還して1点を返し、さらに一、三塁から吉田喜のセーフティースクイズで1点、5回に村上の9号ソロ、7回には坂口の4号ソロで迫ったが及ばなかった。

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