偏差値72“秀才軍団”城北 2メートル右腕相手に零敗「お手上げです」

[ 2020年8月1日 17:58 ]

高校野球東東京大会・3回戦   二松学舎大付8―0城北 ( 2020年8月1日    駒沢 )

<二松学舎大付・城北>2回1/3、3失点の投球を見せた先発の城北・増田(撮影・河野 光希)
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 偏差値72、秀才軍団の夏は終わった。城北は二松学舎大付の2メートル右腕・秋広優人(3年)に3安打、9奪三振の零敗。前日31日に打撃マシンを10メートルの至近距離に置き、140キロのボールを打ち込んだが、最後まで詰まらされた。

 「生きたボールは違いました。伸びがあった」と国分良樹主将(3年)は脱帽。門多元監督も「秋広君はウチが走者を出しても1段階ギアを上げてきた。お手上げです」と完敗を認めた。

 それでも2回戦には夏の東東京大会2年連続準優勝の都小山台に逆転勝ち。「悔しいけど、ここまで来れて、すがすがしい。これから大学の受験勉強に本腰入れます」と国分が話せば、就任4年目の指揮官は「ボクの野球人生で初めて8月1日まで野球をやれた。頑張っていれば努力は報われる」と教え子を頼もしそうに見つめた。

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2020年8月1日のニュース