ソフトバンク・長谷川勇也が新型コロナ感染 2日西武戦は中止に

[ 2020年8月1日 22:17 ]

ソフトバンク長谷川勇也外野手
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 ソフトバンクは1日、長谷川勇也外野手(35)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。プロ野球で選手の感染が判明するのは6月19日の開幕後では初めて。2日にペイペイドームで開催予定だった1軍の西武戦の中止も発表された。

 長谷川は先月31日の就寝時に咽頭に若干の違和感と微熱があった。翌1日朝も微熱があり、咽頭の違和感は消失したが、病院でPCR検査を受検したところ陽性反応が出たという。現時点で発熱など症状はなく、現在は保健所の指示により自宅待機している。

 長谷川は先月29日、30日にファーム施設で練習に参加し、ウエスタンリーグの公式戦に出場した。先月31日はファーム施設での練習に参加。この間は自宅とファーム施設の往復のみで外出や会食などの参加はない。

 長谷川は昨季故障もあり25試合の出場にとどまったが、CS、日本シリーズでは勝敗を左右する場面で代打としてしぶとい打撃を披露。チームの3年連続日本一に貢献した。今季はここまで1軍で11試合に出場し打率・297、4得点の成績。先月7日に登録抹消、2軍で調整中だった。

 選手やスタッフはPCR検査を受検する予定。あす2日にタマスタ筑後を終日閉鎖し、全施設の消毒を行う。

 ◆長谷川 勇也(はせがわ・ゆうや)1984年(昭59)12月22日、山形県生まれの35歳。酒田南で2年夏、3年春夏と3季連続甲子園出場。専修大を経て、06年大学・社会人ドラフト5巡目でソフトバンク入団。13年に打率・341で首位打者、198安打っで最多安打のタイトルを獲得した。1メートル80、88キロ。右投げ左打ち。

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