4年目巨人・大江「頭が真っ白」プロ初勝利 4月にサイド挑戦で開花

[ 2020年8月1日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―1広島 ( 2020年7月31日    東京D )

<巨・広>力投する巨人の3番手・大江(撮影・木村 揚輔)
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 4年目で待望のプロ初勝利を挙げた。巨人・大江が6回に3番手で登板。2死から菊池涼に四球も、続くピレラは遊ゴロに抑えた。試合後のインタビューでは「うれしい気持ちでいっぱい。今は頭が真っ白です」と喜んだ。

 二松学舎大付から16年ドラフト6位で入団。昨季に1軍デビューして8試合で経験を積んだが、伸び悩んでもいた。今年4月には宮本投手チーフコーチの提案で横手投げに転向。当初は制球が安定しなかったが、地道にシャドーピッチングなどを繰り返した。楽天から加入した同じサイド左腕の高梨からは「(打者に対し)シンプルに考えるように」との助言も受け「左打者が嫌がっていたりする」と手応えも得ている。

 7月24日の昇格から6試合で防御率1.42。記念球は「父親に渡そうと思います」とはにかんだ。(田中 健人)

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