巨人・戸郷は開幕4連勝ならず 中日戦で2発被弾 4回持たず3失点、84球で降板 MAX151キロも…

[ 2020年7月22日 19:42 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2020年7月22日    ナゴヤD )

3回2死一、二塁、大島に先制となる右線適時二塁打を打たれ、ガックリの戸郷(手前左は生還した石川昂)(撮影・椎名 航)
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 巨人の戸郷翔征投手(20)が敵地での中日戦(ナゴヤD)に今季4度目の先発登板。原辰徳監督(62)の誕生日にチームの2年ぶり8連勝と、自身のデビュー5連勝を目指してマウンドに上がったが、2発を浴びて4回途中5安打3失点で降板した。

 戸郷は初回、1番・井領をフォークで空振り、2番・大島を内角148キロ直球で見逃しと2者連続三振でスタート。2回には、前日受けた死球でベンチスタートとなったビシエドの代わりに4番へ入ったA・マルティネスを外角への151キロ直球で見逃し三振に斬って取った。

 だが3回、四球と内野安打で2死一、二塁として迎えたピンチで2番・大島に右翼線二塁打されて先制を許すと、4回にはA・マルティネスに真ん中やや高めに入ったスライダーを左翼スタンド中段に運ばれて2失点目。1死後、6番・京田には高めの147キロ直球を右翼スタンド中段に叩き込まれて3点目を失った。さらに7番・木下拓を四球で歩かせた後に8番・石川に死球を与え、相手先発投手の9番・松葉に送りバントを決められて二、三塁とされると、ここで降板となった。なお、楽天から移籍後初登板となった2番手・高梨が後続を断って、この回はそれ以上の失点を許さなかった。

 戸郷の投球内容は3回2/3で打者18人に対して84球を投げ、5安打3失点。4三振を奪い、与えた四死球は3つ、速球のMAXは151キロだった。

 ▼巨人・戸郷 立ち上がりは良かったが、途中からボールが上ずってしまい修正することができなかった。しっかりと反省して次にいかせるようにしたいです。チームの逆転を信じて、ベンチから応援します。

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2020年7月22日のニュース