マー君、打球直撃後初の打者への投球で5人を無安打「この間当たったな、とは思いましたけど」

[ 2020年7月22日 06:26 ]

ヤンキースの田中将大投手
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 ヤンキースの田中将大投手(31)が21日(日本時間22日)、対戦形式の練習に登板した。5人の打者に合計20球を投げ、ストライクは11球。許した安打性の当たりはゼロだった。

 4日の練習中に頭部に打球を受け「軽度の脳振とう」と診断されてから、初めての打者相手の投球。「初球投げる時に、ああ、この間当たったなっていうふうには思いましたけど、それ以降は、これまで通り、しっかりと投げることはできたと思います」と振り返り、「マウンドに戻って、バッター相手に投げられたのは間違いなく、大きな一歩だったと思います」と話した。

 打球が直撃した時と同様、L字型のネットは置かず「僕の中で初めから置くというチョイスはなかったですね。試合では(ネットは)ないですし、そういう考えは最初からなかった」と説明。アーロン・ブーン監督は、順調なら7月31日(日本時間8月1日)のレッドソックス戦先発を示唆しており「全てが順調にいけば、十分いけるんじゃないかなというふうに思っています」と意欲を示した。

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2020年7月22日のニュース