ダルビッシュ 満弾反省も「かなり元気」 打たれて“目覚めた”初回以降安定

[ 2020年7月22日 02:30 ]

<ホワイトソックス・カブス>5回途中、降板するダルビッシュ(AP)
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 大リーグは20日(日本時間21日)、各地でオープン戦を行い、カブスのダルビッシュ有投手(33)はホワイトソックス戦に先発。特別ルールで5回途中7安打5失点だったが、満塁本塁打を浴びた初回以降は安定した投球を見せ、25日(同26日午前3時5分開始)の開幕2戦目・ブルワーズ戦へ最終調整登板を終えた。大リーグは23日(同24日)のナショナルズ―ヤンキース戦、ドジャース―ジャイアンツ戦の2試合で開幕を迎える。

 約4カ月ぶりにオープン戦に先発し、開幕前最終登板となったダルビッシュは「体力的にかなり元気で、球に力がありました」と手応えを口にした。

 初回は先頭から連続長短打でいきなり先制点を奪われ、さらに無死満塁でヒメネスに満塁弾を浴びた。アウトを一つも取れず5失点に「他チームに投げるので力が入り、顔が上がって球種も分かりやすくなってた気がします」と反省した。だが、2回を3者凡退に仕留めると、5回途中まで無失点の好投。ストライク率71・6%(67球中、ストライクが48球)と制球良く投げ込み「ホームランを打たれてからメンタル的にシーズン中のような集中力が出てきた気がします」と振り返った。

 キャンプ再開後の実戦登板は紅白戦を含め4試合。開幕投手は右腕ヘンドリックスに譲ったが、地元シカゴで迎える25日のブルワーズ戦先発に向け気合十分で「最初から勝ちにこだわっていきたいと思います」と自信を漂わせた。

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