鬼怒商・江原、5回1安打&6K“完封” 直球に緩急 巨人、楽天のスカウトの前でアピール

[ 2020年7月19日 05:30 ]

茨城大会2回戦   鬼怒商10―0三和 ( 2020年7月18日    笠間市民球場 )

<鬼怒商・三和>力投する鬼怒商・江原
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 鬼怒商(茨城)が三和に10―0で5回コールド勝ち。プロ注目左腕の江原恭真(3年)はわずか1安打に抑え、5回参考ながら完封した。

 「(5月後半に左肘を痛めて)練習で投げられていない割には上出来だった。要所要所で力を入れました」。

 故障明けのぶっつけ本番。変化球はほとんど投げず、最速で143キロを誇る直球も133キロ止まりだった。それでも技術がある。無走者では110キロ台まで落とし、走者を背負うとギアを上げ、直球に緩急をつける投球で6三振を奪った。

 巨人と楽天のスカウトが視察する中、プロ入りを目指す江原は「自分の持ち味はやっぱり直球。次は調整して130キロ後半を出してアピールしたい」と意気込んだ。(柳内 遼平)

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2020年7月19日のニュース