巨人 岡本弾で土壇場逆転6連勝!9回坂本打から増田大“神の手”同点 最後は4番の一発

[ 2020年7月19日 21:37 ]

セ・リーグ   巨人5―3DeNA ( 2020年7月19日    横浜 )

<D・巨>9回2死一塁、勝ち越し2点本塁打を放ち、雄叫びを上げる岡本(撮影・木村 揚輔)
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 巨人が9回の逆転劇でDeNAを5―3で下し、今季最長の6連勝を記録。貯金を今季最多の9とした。

 前回2日のDeNA戦で8回1失点と好投した先発の桜井が立ち上がりに苦戦。初回に2四球でピンチを招くと、DeNA5番・宮崎に高めに浮いた真っすぐを狙われ先制点を献上した。亀井の今季1号で逆転した2-1の3回、DeNA先頭のソトに左ポール際まで運ばれ本塁打の判定に。原監督のリクエストでファウルに覆るも、フルカウントから今度は左翼席に運ばれ正真正銘の本塁打を浴びた。同点の5回には3番・ロペスに右越え適時打を浴び勝ち越しを許し、5回79球5安打3四死球3失点で降板となった。

 打線は0-1の3回、2015年5月12日広島戦(東京ドーム)以来5年ぶりに「1番・一塁」で出場した亀井が今季1号となる特大2ランを放ち、一度は試合をひっくり返した。だがその後は毎回走者を出すもDeNA先発・平良の前にあと一打が出ず、苦しい展開が続いた。

 だが最終回に執念を見せた。2-3の9回1死走者なし、途中出場していた坂本が遊撃内野安打で出塁すると、代走・増田大が二盗に成功。ウィーラーが右飛に倒れ2死二塁、増田大は3番・丸の二塁内野安打の間に快足を飛ばし、ヘッドスライディングで一気に同点の生還を果たした。DeNAがリクエストを要求するも判定はそのまま。DeNA守護神・山崎をマウンドから引きずり降ろすと、ここまで2三振と沈んでいた4番・岡本がDeNA5番手・国吉から右翼席へ豪快な勝ち越し2ラン。土壇場で飛び出した今季9号で、5-3と一気に試合をひっくり返した。

 DeNAは初回に5番・宮崎の適時打で8試合ぶりの先制点を挙げ、1-2の3回には2番・ソトが左ポール際へ豪快に打球を飛ばした。リクエストでファウル判定に覆るも、“打ち直し”で正真正銘の本塁打を放ち、試合は振り出しに。5回にロペスの右越え適時打で勝ち越したが、救援陣が誤算だった。

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