阪神・田中秀太スカウト長男、太晴が記録員で勝利を見届ける

[ 2020年7月19日 17:19 ]

兵庫県大会2回戦   報徳学園8―1県西宮(8回コールド) ( 2020年7月19日    西宮市・鳴尾 )

<報徳学園・県西宮>報徳学園の田中太晴記録員の父は阪神の田中スカウト
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 阪神の内野手として長く活躍し、現在は同チームでスカウトをする田中秀太さんの長男、太晴(たいせい)が報徳学園の記録員として初戦勝利を見届けた。イニング間に、捕手の木下にスコアブックを見せながらアドバイスを送るなど、裏方として支えた。高校最後の夏は「甲子園出場はなくなったけど、選手は県内無敗を掲げている。僕も力を貸せるように、ベンチの雰囲気を盛り上げたい」と意気込んでいる。

 中学では二塁手だったが、強豪校のレベルの高さを見てマネジャーとして入部した。以後、気配り、目配りを四六時中してきた。

 大会前、選手の視察で各地を回る父から「チームのために頑張れ」とメールが届いた。マネジャーの道は、厳しい世界を知り尽くした父に勧められて入った。大学でもマネジャーとして野球にかかわる青写真を描く。

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2020年7月19日のニュース