日大藤沢・牧原、相模にリベンジだ!強肩強打の捕手、進路はプロ一本

[ 2020年7月18日 05:30 ]

代替大会に向けて練習する日大藤沢の牧原
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 各都道府県が独自に行う代替大会は17日、北北海道、宮崎などで計23試合が行われた。今秋ドラフト候補で強肩強打を誇る日大藤沢・牧原巧汰捕手(3年)は昨夏決勝で敗れた東海大相模へのリベンジとプロ入りに向けたアピールを誓った。

 ドラフト候補がひしめく神奈川。牧原は強肩強打の捕手で高校No・1の呼び声も高く、すでに11球団が視察に訪れている。昨夏決勝は東海大相模に1―24と大敗しただけに「相模を倒し神奈川を制覇したい」と力を込める。

 二塁送球は1秒8台で、左打ちの打撃も通算25本塁打。昨夏準決勝で桐光学園の好左腕・安達から逆方向となる横浜スタジアムの左中間席に2ランを放つなど左右を苦にせず、広角への打撃にも定評がある。東海大相模には主砲・西川や山村ら、同じくドラフト候補の逸材がそろう。今も昨夏の映像を見返すといい「意識する。全部で負けたくない」と語る。

 お互い勝ち進めば宿敵と準決勝で対戦する。進路はプロ一本。「チームのために、感謝の気持ちをもってやりたい」と力を込めた。(松井 いつき)

 ◆牧原 巧汰(まきはら・こうた)2002年(平14)7月13日生まれ、神奈川県出身の18歳。小1から野球を始める。座間ボーイズでプレー。遊撃手だったが、中3から本格的に捕手。日大藤沢に進学後は1年夏からベンチ入り。1メートル76、82キロ。右投げ左打ち。

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2020年7月18日のニュース