DeNA先発・今永 右打者8人の巨人打線に6回4失点降板、9奪三振で意地見せる

[ 2020年7月18日 20:24 ]

セ・リーグ   DeNA―巨人 ( 2020年7月18日    横浜 )

<D・巨>ベンチへ戻るDeNA先発の今永(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 連敗ストップを託されたDeNA先発の今永昇太投手だったが、6回5安打4失点(自責3)とリードを許してマウンドを降りた。

 「2回は相手がしっかりスイングしてきたところに対して、投げ切ったボールで押し込むことができなかったです。後半、直球の切れが落ちてしまい、その直球がボールになり、坂本選手に変化球を捉えられ追加点を与えてしまったことは余分だったと思います。ここ数試合、6回を投げることが精いっぱいになっているので、相手の先発投手よりも先にマウンドを降りないようにしたいです」

 右打者を8人並べた巨人打線相手に、2回、先頭の中島に中前打されると、続くウィーラーの左前打を処理した佐野が三塁へ悪送球。この間に先制を許した。さらに2死二、三塁から北村への初球を中前へはじき返され、この回3点を失った。さらに5回には坂本に左翼フェンス直撃の適時打を浴びた。

 それでも6回には中島、ウィーラー、陽岱鋼から3者連続三振と意地を見せ、9三振を奪った。本拠地・横浜スタジアムが有観客試合となって2試合目。「一瞬一瞬を目に焼き付けて欲しい」と話していた左腕だが、リーグトップタイの3勝目を手にすることはできなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2020年7月18日のニュース