広島ドライチ森下、圧巻の西武打線5回零封8奪三振 ついに10イニング連続無失点に

[ 2020年3月8日 14:49 ]

オープン戦   広島―西武 ( 2020年3月8日    マツダ )

<オープン戦 広・西>1回2死一塁、山川の打球にグラブを出す森下 (撮影・奥 調)
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 広島のドラフト1位ルーキー、森下暢仁投手(22=明大)が8日に行われた西武とのオープン戦(マツダ)に先発登板。オープン戦初登板となった松坂大輔投手(39)との投げ合いで5回3安打8奪三振の無失点と好投し、2試合連続の零封で開幕ローテーション入りへ大きく前進した。

 松坂が横浜高時代に甲子園を席けんした1998年にはまだ1歳だった森下が“平成の怪物”に投げ勝った。打たれた安打は初回、4回と3番・森に打たれた2本とラストイニングとなった5回に9番・木村に打たれた計3本だけ。奪三振は3連続を含む8個で、その内容も内角直球、チェンジアップ、カットボール、カーブなど多彩な持ち味を発揮した。

 森下の投球内容は5回で打者19人に対して85球を投げ、3安打無失点。3連続を含む8三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 森下はオープン戦初登板となった2月22日のヤクルト戦(浦添)で初回に2失点して以降これで10イニング連続無失点。開幕ローテーション入りへ視界良好だ。

 ▼広島・森下 しっかり準備をしてマウンドに上がりました。結果を出すだけと思っていた。次も結果を残せるようにしたいです。

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