松坂 OP戦初登板は3回2失点 主砲・誠也に先制弾許す 奪三振なし、3四球

[ 2020年3月8日 14:09 ]

オープン戦   西武―広島 ( 2020年3月8日    マツダ )

<オープン戦 広・西>2回無死、鈴木誠に左越えにソロ本塁打を打たれた松坂 (撮影・奥 調)
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 14年ぶりに西武へ復帰した松坂大輔投手(39)が8日、広島とのオープン戦(マツダ)に先発登板。相手の主砲・鈴木誠也外野手(25)に先制弾を浴びるなど3回で69球を投げ、4安打2失点というオープン戦初登板の内容だった。

 初回は2番・菊池涼への4球目カットボールが頭部付近へすっぽ抜けてヒヤリとさせる場面もあったが、3者凡退と好発進。だが2回、先頭の4番・鈴木誠へ3球連続ボールを投じると4球目をファウルされてからの5球目カットボールを左翼スタンド上段へ運ばれ先制を許した。さらに1死後、6番・ピレラにカーブを三塁強襲の二塁打とされると、2死までこぎつけるも8番・会沢にファウルで粘られた末の11球目、真ん中へ入ったスライダーを左前へ弾き返されて2点目を失った。

 3回は3番・西川にカットボールを三塁打されたほか、3四球を与えるなど2死満塁のピンチを招くも相手の走塁ミスなどもあり無失点。この回限りで降板した。

 広島での登板は2002年3月3日の広島市民球場以来18年ぶり。今季実戦初登板となった2月25日の斗山(韓国)との練習試合は先発で1回を3安打2失点。この日の松坂の投球内容は3回で打者15人に対して69球を投げ、4安打2失点。奪三振はなく、与えた四球は3つだった。

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