“サニブラに勝った男”中大・五十幡、DeNA戦で三塁打&2盗塁　スカウトは「周東と互角くらいの足」

練習試合   中大8―2DeNA （ 2020年3月7日    横須賀 ）

4回に二盗を決める中大の五十幡
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　中大の今秋ドラフト候補・五十幡亮汰外野手（3年）がDeNAとの練習試合で1安打2盗塁をマーク。中学時代、陸上の全国大会で優勝し「サニブラウンに勝った男」として名をはせた50メートル5秒6の俊足を披露した。

　4回には2死一、三塁から3番・倉石の打席の初球で二盗。捕手・益子の悪送球で一気に三塁へ到達した。6回は無死一塁から二ゴロも併殺をまぬがれ一塁セーフに。2死一塁から4番・牧の打席の初球で再び二盗を決めた。佐野日大時代は同じ栃木で青藍泰斗出身の益子と対戦経験はないが「肩が強いのは知っていたので負けたくなかった。初球で決められて自信になった」と手応え。打っても初回に内角直球を右中間三塁打にした。5球団15人のスカウトが視察し、ソフトバンクの福山龍太郎アマスカウトチーフは「周東と互角くらいの足を持っている」と高く評価していた。　（松井　いつき）

　▼中大牧（4番に座り3安打）切れや変化球がアマとは違った。レベルの高い投手と対戦できたのでリーグ戦につなげたい。