楽天・松井 スローイング開始 投球練習再開は「はれが引いてから」

[ 2020年3月8日 11:22 ]

<オープン戦 楽・中>初回 ビシエドの強烈な打球を右手に受ける楽天・松井 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 7日の中日戦(静岡)で投直を右手首付近に受け「右手掌(しょう)打撲」と診断された楽天・松井裕樹投手(24)が一夜明けた8日、スローイングを再開した。

 早朝からの降雨で8日の同カードは中止に。球場内室内練習場でナインとアップを始めた松井はランニングなどで体を温めると、午前10時過ぎからスローイングをスタート。打球が直撃した右手をかばうため、球団スタッフが「捕球役」となり20メートル、30メートルと徐々に距離を延ばしていった。最後はセットポジションから本塁まで18・44メートルを想定して投げ込み。直球だけでなく変化球も約20球、力を込めて投げ込んだ。

 アクシデントから一夜明けた松井は「投げるのは大丈夫。問題はこれなんで」と捕球する際の右手を動かすと「(投球練習再開は)腫(は)れが引いてからですね」と話した。松井本人から患部を見せられた三木肇監督(42)は「手袋を取って“すいません。大丈夫”と言われたよ。投げる方じゃないし、打撲で良かった。紫色に腫れていたけどね」と一安心していた。

 今後は回復状態を見ながら復帰を目指す。

続きを表示

2020年3月8日のニュース