中日・伊藤準 300万円減でサイン 1軍登板がわずか1試合「悔しい思いをしたシーズン」

[ 2019年11月12日 15:36 ]

1軍登板が1試合に終わり、悔しさをにじませる伊藤準
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 中日の伊藤準規投手(28)が12日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、300万円減の年俸1100万円でサインした。

 プロ11年目の今季は、右肘痛で出遅れると、1軍登板がわずか1試合。6月18日の西武戦で1回1/3を8失点と打ち込まれ「1軍で1試合しか投げられていない。悔しい思いをしたシーズン。ダウンもダウン幅ももちろんそうなると思っていた」と現実を受け止めた。

 一方で2軍では30試合に登板し、防御率0・29と好成績を残し「とにかく結果を残さなきゃ、呼ばれない。結果を残すことが1軍への近道。それを忘れず、モチベーションにして投げてきた」と振り返った。

 10月には右肘の手術を行ったが、今月中にもスローイングを再開できる見通し。「やっぱり1軍で投げないと。危機感は毎年持って、やっている。やってやろうと思っている」と08年のドラフト2位右腕が再起を期した。

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2019年11月12日のニュース