反撃の口火はまたも誠也!フェン直三塁打、浅村適時打で1点返す 新井さん「ナイススイングですねぇ~!」

[ 2019年11月12日 20:48 ]

第2回WBSCプレミア12スーパーラウンド第2戦   日本―米国 ( 2019年11月12日    東京D )

<プレミア12 日本・米国>4回1死、日本・鈴木が米国・リチャードから三塁打を放つ(撮影・大塚 徹)                                                                                                                                       
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 野球世界一を決める国際大会「プレミア12」に出場中の日本代表「侍ジャパン」は12日、スーパーラウンド第2戦(東京D)で米国と対戦。0―2で迎えた4回に主砲・鈴木誠也外野手(25=広島)のフェンス直撃三塁打からチャンスを築き、この日誕生日を迎えた浅村栄斗内野手(29=楽天)のバースデータイムリーで1点を返して1点差に迫った。

 日本は先発マウンドに上がった高橋礼投手(24=ソフトバンク)が4回2失点。打線が3回までノーヒットと援護できない中、反撃の口火を切ったのは今大会4試合で3本塁打10打点と当たりに当たっているやはり主砲・鈴木だった。

 0―2で迎えた4回、1死から入った第2打席でセンターのフェンスを直撃する大飛球を放ち、激走を見せて一気に三塁へ。2死後、浅村の右前適時打で1点差に迫るホームを踏んだ。

 昨季まで鈴木のチームメートで、試合を中継したTBSで解説を務めた新井貴浩さん(42)は初回の第1打席でアナウンサーに1次ラウンドからバットの色を変えたことを指摘されると「…特に意味はないと思います」と笑いをこらえるように返し「彼は結構…あの…考えてはいるんですけれどもね、いろんなことを。ただ、その時のいい意味での気分でこう…しますのでね。いい意味で、ですよ?…はい」と元チームメートならではの名解説を見せていたが、第2打席では「きのうもこの点差からでしたからね」と鈴木の快打を“予言”。

 先輩の言葉が聞こえたかのように鈴木がフェンス直撃の三塁打を放つと「ナイススイングですねぇ~!惜しかったですねぇ~!若干、こすった…かなという感じ。長く上がり過ぎましたね」としながらも「素晴らしいスイングですね」と繰り返して後輩の活躍を喜んでいた。

 ▼浅村 2アウトだったので、何とかランナーを返すことができて良かったです。

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