中日5位 菰野・岡林「動く系の球」練習中も…俊足強打者でも評価 球団「どちらも捨てがたい」

[ 2019年10月30日 05:30 ]

淸水スカウトと握手し笑みを浮かべる岡林(左)
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 中日からドラフト5位指名された菰野・岡林勇希(17)が29日、三重県内の同校で米村明チーフスカウトらから指名あいさつを受けた。最速153キロを誇る剛腕は独特の軌道を描くスライダーも一級品だが、ツーシームとスプリットを習得中であることを明かし「動く系の球を練習しています」と独学で握りなどを研究し試行錯誤を重ねている。

 ただ、球団は高校通算21本塁打、50メートル走5秒8という俊足の強打者としても高く評価しており「(投手、野手)どちらも捨てがたい」と年明けの新人合同自主トレまで両方練習するよう助言。二刀流に挑戦するか、どちらかに専念するかは現場の判断にゆだねる意向を示した。

 伸びしろ豊かな17歳は「タイトルというより、誰もが知る日本球界を代表する選手になりたい」と抱負を語った。

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2019年10月30日のニュース