創価大 ヤクルト・ドラ3杉山、日本ハム・ドラ5望月、サヨナラ負けに涙

[ 2019年10月30日 14:37 ]

関東地区大学野球選手権 兼明治神宮野球大会出場決定戦・2回戦   白鴎大10―9創価大 ( 2019年10月30日    横浜スタジアム )

プロでの雪辱を誓う創価大の二本柱ヤクルトドラフト3位・杉山(左)と日本ハムドラフト5位・望月(右)
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 17日のドラフトでヤクルトに3位指名された杉山晃基投手(22)、日本ハムに5位指名された望月大希投手(21)がチームのサヨナラ負けで明治神宮大会(11月9日~)出場を逃し、ともに涙を流した。

 先発・杉山は最初から制球に苦しみ安打→四球を繰り返た末、1死すら取れず24球で4安打5失点KO。前日の雨天順延により2日連続早朝5時起床が微妙なコントロールを狂わせた。「みんなに迷惑をかけて…。4年間でこんな投球初めて。相手の勢いを止められず修正出来なかった」。MAX154キロ右腕はナインに頭を下げた。

 無死満塁から登板した望月も動揺を隠せず2球目にボーク。1回表4点の援護は消滅し1点ビハインドとなった。それでも7回途中まで粘投。オリックス育成ドラフト6位、白鴎大・大下誠一郎外野手(21)に適時二塁打されるまで6回0/3、3失点で乗り切った。「調子は悪くなかった。変化球で組み立てもう少し抑えたかった」。

 チームは9回に2本塁打で逆転も、まさかのサヨナラ負け。杉山は「寮に入るまで練習して体力をつけたい」と先輩の小川泰弘投手(29)と合同自主トレを希望しつつ、パワーアップを誓った。望月も「分かっていても打者が打てないように変化球のキレを磨きたい」と左足を大きく上げるフォームから角度あるカーブの精度を磨くつもりだ。

 ▼白鴎大大下(2安打2打点でサヨナラ勝利に貢献)向こうは支配下、こちらは育成。でも同じプロに行く人間として負けたくなかった。

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2019年10月30日のニュース