帝京 今夏甲子園出場の関東第一下し8強 5番・小松が6打点でけん引

[ 2019年10月26日 15:57 ]

秋季高校野球東京都大会 3回戦   帝京9―7関東第一 ( 2019年10月26日    神宮第2 )

 帝京が逆転で今夏甲子園に出場した関東第一を下し、8強に進出した。

 3―3で迎えた3回に5番の小松が左中間適時二塁打で勝ち越し。小松は5回にも左ソロ、7回にはダメ押しの中越え2点適時二塁打と3安打6打点と大暴れした。

 春夏26度の出場を誇る帝京だが、甲子園は11年夏から遠ざかる。東東京のライバルでもある関東第一には14年夏に勝って以降15年夏、秋の対戦では連敗。それ以来の対決だった。小松は「組み合わせが決まる前から、打倒・関東第一というのは全員の中にあった。次は自分たちがセンバツに行こうと」と闘争心をバットに乗せた。

 前田三夫監督は「小松はさすがだよね。夏は打てなかったから反省材料になったのだろう。選手が意欲を持って取り組んでいる」と目を細めた。10年以来のセンバツを目指し、11月3日に予定される準々決勝は日大三―東海大菅生の勝者と対戦する。

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2019年10月26日のニュース